結局、この日は、80mの浅場などいろんなポイントを攻めてみたものの“爆釣”タイムがないままに沖上がりの時間を迎えてしまった。 「釣れないのも釣りです」と船長。しかし、あまりいい釣果でなくても、不満をこぼす釣り人はいない。「また来るよ!」と、笑顔で船を降りていく。船長をはじめ、女将さんの心温まるおもてなしがあるからだろう。南房のヤリイカはゴールデンウイーク頃までロングランで楽しめる。そしてその後はイサキとなる。『信栄丸』では、このイサキを南房地区初というライトタックルで楽しめる。こちらも勿論人数限定、しかもイサキはレンタルタックル無料とのこと。ヤリイカもイサキも、とくに週末はすぐに予約で一杯なってしまうので、予定が決まったら早めに予約を入れておこう。