船長にここでの釣りのポイントを聞いた。まずはタナ取リがポイントと言う。ここではタナは底からの指示、海底から2mだったり、2.5m、時には1.5mだったりと、その日によって異なる。また付け餌も、通常は赤タン(イカをごく小さなサイコロ状に切って食紅で染めたもの)だが、潮の濁りの強い時はアオイソメが良かったり、赤タンも大きめの短冊状のものが良かったりする。ハリスは通常3号だが、食い渋りの時は2号を使ったりと、状況に合わせて対応することが釣果を伸ばすコツとの事。また、ビシカゴも歯ブラシやタワシで網をブラッシングしておく事も重要だそうだ。この日の釣果、良型53尾がトップ!観音崎寄りに移動して上げ潮に期待したが、忘れた頃にポツリポツリの食い。南西の風も強くなり少し早目に沖上がりとなった。トップは左舷トモの酒井さんの53尾。皆の面倒を見ながら竿を出していた鹿野又さんが45尾、右舷トモの渡辺さんが38尾、他の方も30尾前後、私も少しの間の釣りだったが13尾、それもすべて30cmオーバーの良型に大満足、今度はプライベートで釣りに専念したい。待合所に引き上げ『広川丸』で食した茶請けのタコのぶつ切りがこれがまた美味かった。