到着すると、ニッコニッコの初心者鮎ガールと、相方の姿があった。「こりゃ~、改めて鮎釣り教えてもらった方が良いね!」と相方の一言が飛んでくる(笑)。では教えてもらおう(笑)!実際に友人の鮎ガールの釣りを見せてもらうと、泳がせは目印がブレることなく、2回目とは思えぬ丁寧なものであった。これを「センス」と呼ぶのだろうか?と感心してしまった次第だ。真剣な眼差しで目印を見つめ、没頭する姿は初心者とは思えない佇まい。その後、上流の深場のポイントに入らせてもらい、釣りを開始すると、すぐに反応があった。間違いなく鮎のそれである!水中にはギランギランと苔を喰む姿が見えるではないか!そして浅場より明らかにハゼの攻撃は少なくなった。ついつい奥へ奥へとヘチを攻めたくなるが、ど真ん中の一番水深のあるところが明らかに反応が良い!下流の友人もど真ん中の水深のある所で掛かったとのことである。その直後、慌ただしくオトリが動き出したかと思った瞬間「ガッツーン!」遂にキターーー!鮎キター!と、心の中でガッツポーズしたのも束の間。下流の友人もすかさずヒットさせたのであった!素晴らしい釣りセンスに脱帽!やっぱり友釣りって〝オトリが大事〟と感じたのは次の投入時。野鮎に変わると、すぐさま連発したのだ!掛かる鮎は天然海産の良型のものも多く、強い引きを味合わせてくれた。人気ポイントでは解禁から1週間経った事もあり、一番鮎は抜かれていてしまっている印象ではあったが、こんなとこ?と思うようなポイントも見逃さずに、是非竿を出してもらいたい!意外な場所で反応バリバリだ!ハゼの猛攻や青ノロと苦労も多いが、間違いなく鮎は多い。足を使い一度パターンを掴めば状況は一転する!これこそ鮎釣りの面白さであろう。これから梅雨時期、雨にも強い早川は要チェックだ!釣りが終わり「鮎釣りって他のこと一切考えずに没頭できるね~」と友人が言っていた。静なる集中の時間から、鮎が掛かった瞬間の高揚感!あっという間の1日ではあったが、鮎釣りの醍醐味を存分に味わってもらうことができたと思う。〝自分がとても楽しい〟そう思える時間を、友人と共有できたことは本当に嬉しく、楽しい時間となった。また一緒に川へ行こう!鮎を釣ろう!そして最後に一言「君は鮎釣りが上手い!そして、その根性鮎釣りに向いてるぜ~」(笑)。