ヒット率が下がった後半、記者も竿を出してみた。14cmの直結仕掛けは持ち込んだものの、11cmの直結仕掛けの持ち合わせがなかったため、実験とばかりに「7本角ブランコ仕掛け」で挑むことに。幸いにして、サバの反応も少なかったので、ダメなら14cm仕掛けを改造し角を11cmに交換する腹積もりだ。潮回りして再開すると、早速、着底前にスルメイカがヒットした。途中でバレたような感触だったが、無事上げることができた。すると、ここからブランコ仕掛けの効能が上手くハマり、ダブル、お次はトリプルと好調。途中、ハモノに2回やられたが、それでも順調なペースでスルメイカを上げることができた。スルメイカの活性と上手くマッチしたのだろう。梶ケ谷船長も「ブランコが良い日もあるし、無理して直結にしても慣れないと取りこぼしも多くなるので」と話していた。ビギナーはサバが少なければ「ブランコ仕掛け」で、丁寧に釣果を上げた方が良いと感じた。この日は最後までイカの反応があり、後半はブランコ有利な展開で様々なパターンを楽しむことができた。そして、午後12時に沖上がり。釣り味も食味も最高なスルメイカ!“当たり年”を逃すことなく、是非チャレンジしていただきたい!