中盤にアタリが遠のいた場面はあったが、最後は船長の腕を十二分に見せて貰った。“ゲスト”の4kg近いマダイは、イワシを食べているせいか十分に太っていて、コンディションも最高。いかにも美味しそうだった。ヒラメを海面で掬うタモの直径が80cm近くもあることからも、このエリアの大型ヒラメのポテンシャルの高さが分かった。『明広丸』では、料金は後払い沖上がり後、船長の自宅へ。車で漁港入口の信号の坂を上り二又を左折、坂を上がり切ると『明広丸』の看板が目に入る。玄関のヒラメやヒラマサの大きな魚拓に目を奪われる。この時、乗船料、前泊者は宿泊料も含めた支払を済ませる。『明広丸』特製のラーメンに舌鼓、冷えた体が温まった。