後半、私も竿を出した。エビをハリ付けするが、一撃でハリから外れてしまう。そこで、エビとサバと抱き合わせにしてみた。すぐに1匹釣り上げたが、結果的には沖上がりに向かって活性が急降下して行った中、ホウボウは海底を離れてまで餌を追って来ないと考え、仕掛け上部に中オモリを取り付け、下オモリをトントンさせながら、船が振れ、ラインが立て気味になった頃合いで数秒そのままの状態をキープ、海底で胴突き仕掛けが弛み、下バリは海底を這うように、上バリは海底付近を漂うようなイメージでアタリを出した。最後はオモリの捨て糸を短くするなど、最後まで底を意識した釣りで数匹のホウボウをキャッチすることが出来た。今後も期待十分!沖上がり後は、待合所でカレーライスのサービスがある。カレーの上の白菜漬けは、2度漬けした手作りだそうで、不思議とカレーに合う。当日の釣果はトップで15匹と前日のようには行かなかったが、「今日は潮が気に入らなかったのかな。ホウボウはまだまだ、こんなものではありませんから」と言う船長の言葉通り、25日には、トップで110匹の大釣りが記録されている。姿も美しく、食べても美味い(日本料理の世界では、最高級の椀ダネと言われる)ホウボウ。今シーズンも大いに楽しみだ。