その後も船長は、小移動を繰り返したがどの場所も活性が低かった。それでも本牧沖では阿部さんが良型を、石澤さんも「カサゴの方が多いいね」と言いながらも拾い釣りで4尾目のメバルを取り込んだ。私はカサゴに好かれたのか、強い引きはカサゴの“一荷”でメバルには見放された。 その後も状況は変わらず厳しい1日になってしまった。釣果はカサゴ交じりで15~20匹(メバルは3割)。オモリと仕掛けは多目に! 「春の濁った潮が入ってくれば食ってくると思いますよ。今日は潮が澄んで潮温も下がっていてメバルが口を使ってくれなかった。活性が上がって来れば、オモリが根掛かりしない程度の位置にキープして、餌を動かして誘いをかければ竿先を揺らします。ただ根のある場所をやるので、根掛かりを怖がっていると釣れません。オモリと仕掛けは多目に用意して下さい」とは、船長からのアドバイス。