記者も竿を出す事にした。「この喰いなら」と人工エサの「パワーイソメ」で挑む事にした。天秤を使い2本針でキャスト。時折鋭い誘いを入れて喰わせの間を取ると一投目からヒット。取り込んで再キャストすると、またまたハッキリとしたアタリがあり連続ヒットとなった。アタって針掛りしなかった場合でも、再度誘いを入れて喰わせることでヒットして来るほどの高活性状態。人工エサのエサ持ちの良さを活かし、数釣りを継続することができた。周りのアオイソメを使用している釣り人と変わらぬペースで、50匹を超えた所で手持ちのパワーイソメがなくなったので釣りは終了。ここで船長はポイントを大きく変更し、型を狙いにいくことになった。これが大正解でアベレージサイズがアップ!アタリの数こそ少なくなったが23cmクラスがアベレージに。そんな中、隣の方の竿が大きく曲がり、明らかに大型らしき魚がヒットした!上がったのはなんと25cmの良型。「これを狙いに来たんですよ!」と鈴木船長。有終の美でこのまま沖上がりの時間となった。最高の釣果に恵まれたこの日、トップはなんと114匹。恐らく数狙いのポイントで続けていれば数人が束を超える釣果を上げていたことだろう。しかしながら、大きいシロギスは風格があり引きも強い。浅いポイントならさらに釣り味倍増だ。今期のシロギスは当たり年。サイズにも期待が持てるうえに、何より絶品!ぜひチャレンジしていただきたい!