この日の水温は約18℃。水温の上昇に比例してイサキの食いも活発になってくる。これからの季節はきっちりタナさえ守れば、それほど難しい釣りではない。アタリを繊細に感じて合わせを入れるというのではなく、むしろタナが合えば、ガツッとひったくられるように掛かって来る。掛けた後も驚くほどの強さの引きを見せ、3本バリ全てにイサキが来るとそれこそスリリングなやり取りを存分に楽しむことも出来る。是非沖釣りのスタートとしてもお勧めしたい。食味も抜群!イサキはその食味の良さも魅力の一つ。たた叩いて味噌で和えたナメロウ、そしてナメロウを大葉で包んで焼いた千葉県の地料理の一つのサンガ焼もお勧め。魚嫌いの子供でも魚肉ハンバーグなら抵抗なく食べてくれる。数が釣れた場合は干物にすれば長くイサキ料理を楽しむ事も出来る。そしてこれからの季節は、真子、白子も絶品だ。