後ろ髪を引かれる思いで沖上がりの11時を迎え、竿頭は山田さんの11匹。半日という事を考えれば、この時期にしては上々の釣果。スソ(最低)は残念ながらリリースサイズが1匹という結果だったが、アタリがあるのに掛からない…このジレンマがあるからこそカワハギ釣りは熱くなり、リベンジしたくなるのだ。「ショートカワハギ」は、この時期1便は11時沖上がりなので、渋滞を避けて帰宅することが出来るし、午後から家族サービスなどに時間が取れるのも人気の理由。また2便の11時半出船は夜勤明けで次の日にゆっくり出掛けたい方にもピッタリ。また、「沖にいるのも4時間と短いので女性や子供にも気軽に楽しんでもらえるんですよ」と梶ヶ谷船長。確かにカワハギの様な集中力を必要とする釣りには、長い様で短い、集中力が持続しない私の様な人間にもピッタリかもしれない。現在、カワハギ釣りが“オフシーズン”となっている方には、来るべき“本番”前の腕慣らしとして軽く楽しむも良し、トーナメント志向でない方には寒くないこの時期にのんびりと楽しむもよし、思い思いのスタイルで楽しめる「春カワハギ」。リーズナブルなショートフィッシングでお気軽、お手軽に楽しんでみてはいかがだろうか。因みに皆さんが気になる肝の入り具合は…春だって、「安心してください、入ってますよ!」(船長)