最後のポイントは大アジの実績が高いポイントで水深は100~110m。ビシアジ仕掛けの先針に、確保した魚を切り身にして付ければ根魚も狙える場所だ。私もサバを短冊にして先バリにセットして仕掛けを投入した。コマセが効いて来ると周りで大アジが次々と上がり始める。この大アジは、引きが強く口の弱さは通常サイズの「マアジ」と同じなので口切れが心配。出来ればタモ入れしたい所だ。それくらい素晴らしいサイズの大アジなのである。すると記者にもヒット!上がって来たのはマアジだった。サバの切り身にマアジが連続ヒットして来た…仕掛け長が短いマアジ仕掛けなので、波の影響を受け、赤タン等の軽い付けエサでは仕掛けが安定していない可能性も考えられる。しかしながら、仕掛けを長くしてしまうとミンチコマセの効果エリアから外れてしまう。歯がゆい時間が続いた。それでもアジは型を見せ、なんとサバエサにマダコがヒットするシーンも。その後、さらにマアジを追加して沖上がりの時間を迎えた。あいにく取材当日の海況は悪かったものの、その前後は天候も良く「ワラサ」や「カンパチ」なども登場していたので今後も期待十分!様々な魚が狙える葉山あぶずりの「アジ五目」。マアジは周年、ハモノ狙いは例年なら1月くらいまで楽しめるとのこと。ぜひとも秋の爆釣を味わいに行ってほしい!