皆さんその後もサバに悩まされる。私は終始竿を手持ち、小まめにタナを取り直しながらサバを避け、オモリで底を叩いたのが功を奏したのか“ゴンゴン”のアタリが続き、放流サイズ(300g級)を含め7尾をゲットした。この日はオモリが海底に着いたのを確認して誘い上げていると、潮が速くオモリが浮き上がってしまう潮況。こうした時には、面倒でも直ぐに巻き上げて仕掛けの入れ直しをしてタナを取ることが重要。北山茂樹船長も「タナ取りがキモ」と言う。また、支給された餌のサバの短冊は身の部分が多く付いているので、2mm位にまで削ぎ落としてヒラヒラさせた方が食いはいい。これからは、型も数も狙えるシーズンになる。