富浦沖、水深63~78mを攻略した取材日。5kgを頭に船中7本と気配はあるものの、釣果としては谷間のタイミングとなった。しかし翌日から状況は好転。4月13日には1.8~4.8kgが0~4本で、2~3本を手にする釣人も多数。「Xデー」の到来を予感させる展開となった。沖上がり間際に喰いが立つ逆転劇もこの時期の定番。最後まで手を止めず、粘り強く探り続けたい。帰港後、釣れたトラフグは船宿で可食部のみの身欠き(棒身)に加工される。出船前に受け取った番号札と同じ番号の桶にフグを入れて預け、番号が呼ばれたら札と引き替えで受け取る流れだ。例年より遅れて訪れた乗っ込みの好機。アタリを引き出し、ハリ掛かりへ持ち込む繊細なゲーム性。大きく竿を曲げて挑む力強いファイト。そして、フグの王様と称されるトラフグの極上の味覚。ぜひ、この機会に挑戦いただきたい。