この日のハイライトは後半戦にあった。1kgクラスの良型マダイとのやり取りを船中で十分楽しんだ後の午前10時40分、左舷後方の山内博文氏の竿がひときわ強い叩きを見せた。百戦錬磨の大貫翔平船長もその引きから良型であることを確信して、タモを片手に走って来た。私も慌ててカメラを片手に。皆の視線を一身に受けてのやり取りの末、姿を見せたのは堂々3kg級の大ダイ。釣り上げた山内氏も渾身のドヤ顔。ロングランで楽しめます!今年はまだ海水温が高く、この“マダイラッシュ”を当分は楽しめそう。この日は浅場を攻めたが、状況によってはもう少し水深が深い場合もあるそう。さすがの日立沖。ポイントは多数あるのでテンヤを幅広く対応できるように揃えておくといい。一つテンヤ初心者もマダイとのやり取りを覚えるには絶好の時期なので、是非お勧め。