フットワーク良くオマツリ解きやタモ入れに奔走する若船長、乗下船の手伝いや声掛けも温かい女将さん方のアットホームな雰囲気に包まれた『臼井丸』。釣り座やデッキの広い新造船は、船尾の洋式トイレも足元広々で、重ね着するこれからの季節も快適そうだ。イワシが南下して来て、このエリアが最盛期を迎えるのは12月から2月。釣れるサイズも味覚も格段にアップするベストシーズンを前に、「新・臼井丸」の性能と行き届いた心地よさを見ると、寒さや海況が厳しくなる冬もまた、楽しみになって来た。