船上では北風による仕掛けの手前マツリに苦労しながらの投入が続く。流し直しの時に素早く投入しないと、強風で直ぐにポイントを外れてしまう。素早い投入で小山田さんと佐竹さんがほぼ同時に“本命”を取り込んだ。トモでは山口さんが4匹目を取り込み、こちらは30cmに近い良型。クーラーの中を見せてもらうと、レンコダイとサバに交じって“本命”が目を光らせていた。船長は、風と波の対応に苦労しながら時間延長してくれたが、レンコダイが餌を追っただけで納竿となった。コマセを使っていたらどう変化していたか、サバの猛攻だったか?しかし、条件さえ良ければカイワリに出会えることは確証を得た。現に風の弱まった翌5日には、35cm級も交じってトップ10匹の釣果が報告された。ここがキモ!こうすれば微笑むことができるはず!!カイワリは案外口が大きいので、ハリはチヌの3号がお勧め。餌のオキアミはLサイズよりも小振りの方が食いいようだ。また、船長の投入合図があったら素早く投入するのも大事。タイミングが遅いとポイントから外れてしまうことが多い。特に潮が速かったり風が強い時には注意が必要だ。誘いは、ゆっくり誘い上げ、落とし込みもゆっくり落とし込む。アタリがあったらゆっくり竿を立て、リールを6、7回手で巻き上げてから電動リールのスイッチON。取り込み時にハリスを弛ませないことも大切だ。