13時を過ぎると、暑さは更に増してきた。川に浸かっていないといられないほどだ。そんな中、流れの強いポイントへ移動した私は、川の中の大きな煌めきに胸を躍らせていた。この頃、下流へ向かった相方から連絡が。「結構良い型の鮎が掛かるよ!」とのこと。このポイントにもしっかり良型鮎が潜んでいることが分かり、ますます期待は高まるばかり!早速、流れの筋を手前から探っていく。「バッキューン、ギュルーン、キタキター!」、少しサイズアップした鮎がかかる。これをオトリに送り込むと、来ました来ました、今日イチの良型鮎。最初は泳がせ気味にしていたが、どうやらこの瀬では止め、引きの釣りが良いようだ。この良型鮎を皮切りに、場所なのか、時間帯なのか、良型鮎が連発する。同じ筋で5~6匹と釣り返しも効く。反応がなくなれば筋をずらせば、またヒット、と止まることなく、安曇鮎はアタックし続けてくれた。夕方になると、ただでさえ高い活性がさらに上がった。朝、反応の悪かったトロ場や、流れの緩い場所でも連発。そして、追星の濃い鮎が増えていったように思う。陽が傾向いてきても活性が落ちることはなく、最終的に私たちが音を上げて納竿とした。釣果はいうまでもなく、私も相方も今季最高となった。時間帯によるポイント選び、そしてその時々にマッチした釣り方を探る必要はあるが、流石の安曇川!とにかく掛かる。鮎の多さには終始、驚くばかりであった。これで水が出て条件が揃えば、恐ろしい釣果を叩き出しそうだ。短き湖産鮎の夏。残された時間は短いが、成長を続ける安曇鮎の今後に目が離せない。安曇鮎の余韻を引きずりつつ、琵琶湖を横目に、夏休みの最終目的地となる四国へと車を走らせた。