降り立ったのは横島5番。開始直後、漂流物の周辺でアオリイカの姿を発見する。しかし、この個体も反応は薄く、追尾してくる気配はない。無理に狙わず、次のチャンスを探る川上。近年のエギは性能が飛躍的に向上し、カラーやサイズ、沈下速度など選択肢が豊富になった。しかしその分、どんなエギを使えばよいのか、判断が難しくもなっている。状況の見極め、最適なエギを見つけていく知識、そしてアクションが必要となってくる。潮の向きが複雑に変化する米水津の海況で川上が選択したのは、小さなシルエットを維持しながらレンジをしっかり攻略できるタイプ。すると、それまでとは明らかに違う反応が現れる。エギの後ろからアオリイカが追尾してくる。勝負所だ。慎重に誘い続ける。そして川上は待望のヒットへと持ち込んだ。サイズこそ大きくはない。しかし、厳しい中で状況を分析し、エギを使い分け、導き出した価値ある1杯だった。今回の答えは、「小さなシルエットで、狙ったレンジに長く留めること」。ディープタイプのエギだからこそ実現できた攻略パターンだったといえるだろう。夏イカ攻略のヒント、状況に応じてどんなエギを選択すべきなのか、非常に興味深い内容となっている。