2日目は折角、吉野川まで来たのだからと言うことで、友人が色々なポイントへ案内してくれた。まずは、数は出ないが夢の尺鮎も?!という、昨日のポイントから10kmほど上流のポイントへ。1本の長い流れがあり、右岸側はコンクリの石組みが入っている。上流には落ち込みの瀬、下流には激しい瀬が構えていた。私には川を切るのが難しそうだったので、右岸石組みの上から竿を出す。なるべく流れの変化のある場所に狙いを定めると、幸先良く野鮎をゲット。さらに、ここから4匹追加。私には充分なサイズの鮎だったが、夢の尺鮎に出会うことはできなかった。相方も瀬で大物の予感を感じるアタリがあったが残念ながらバレで終わった。お昼を挟み、気分転換でポイント巡り。しかし、どこのポイントも大物を夢見る釣り人で満員御礼と賑わっていた。途中、寄ったポイントで衝撃の光景を目にした。深いトロ場を河岸から覗き込むと、陸から見ても明らかに分かるデカ鮎たち!しかしその場にいた釣り人に聞くと「これがどうにもこうにも掛からない」。「これが動き出せばXデーもあるのではないか」とのことだった。やはり今年は9月下旬という時期は尺鮎には少し早過ぎたのかもしれない。存分に大鮎を目にし、魚影の濃かった昨日のポイントへ入る。さあ、最後のチャレンジ。まずは左岸浅瀬で元気な野鮎を確保し、瀬へ入る。右岸から瀬を攻めると、今日もしっかり応えてくれる吉野鮎!日暮れに向け、活性が上がり、冷たい風が吹き始める頃、時合いがやってきた。上下で並んだ私と相方の竿が交互に曲がる!流れのきついポイントでは27cmの太い鮎が、これぞ吉野川という獰猛な引きを見せてくれた。何度も繰り返される粘りの引きには言葉を失うほど夢中に。夢の尺鮎には届かなかったが、初吉野川釣行は痺れる忘れ難き時間となった。今回の釣行は友人たちがあってこそ叶えられたもの。「もっと大きいのを釣らせてあげたかった」との友人の言葉に心から感謝しつつ、必ずやまたこの大河川・吉野川へ戻ってこようと心に誓ったのだった。待ってろ!吉野の尺鮎たちよ!