本流へ出た相方から早速、釣り上げた鮎の写真が送られてきた。渡した野鮎が良い仕事をしてくれたようで、これで2人とも坊主を免れて一安心。私は、1匹追加できたところでまったく反応がなくなってしまい右往左往。しかし、冷たい雨が上がり天気は回復。気温も上昇傾向にあり、さほど悲観することはなかった。「これから!これから!」と自分を励ます。いよいよ分流もやる所がなくなり、本流へ出ようとした時だった。上流で手を振る釣り人の姿。何と毎年、日本海河川に釣行の際、お世話になっている先輩方が来ていたのだ。先輩方は今日で納竿とのこと。最後の日にご一緒できるとはうれし~!暫し先輩方と並んで竿出し。トロ場左岸ヘチを狙う。すると、1番上流の瀬落ちに入った先輩の竿が何度も曲がっているではないか。しかも、釣れてくるのは良型鮎ばかり。数メートル下流の私の竿は異常なし。やはりオトリの循環はかなり重要。そして、釣れるポイントはかなり狭い範囲のピンポイントを見つけなければならないようだ。この頃、更に下流へ向かった相方は、ポツポツだが良型鮎を手にしたとのこと。形勢逆転、気付いてみれば竿が曲がらぬのは私だけとなり、ここから放浪の旅が始まるのだった。ま~歩きました、気付けば最下流。波の音を聞きながら1匹を求めて竿出し。下流のトロ場に、下った鮎がバチャバチャと溜まっているのを見て、終わりゆくシーズンを感じるのであった。下流から折り返し、左岸流れのヘチ。じっくりじっくり止めの釣り。ここで出なければいよいよオトリもピンチといった時、遂に遂に!「スッコーン!こりゃ~良型の予感!」。予想通りタモに収まったのは良型プリプリメス鮎であった。ここから日暮れにかかえて活性の上がった鮎が最後の連チャンを見せ、歓喜の中、納竿とした。いよいよ2026年鮎釣りシーズンもラストスパート。1人また1人とシーズンに別れを告げ、納竿していく時期がやってきた。シーズンの終わりというのは時の早さを感じ、寂しいものだが、去っていく鮎を嘆くのではなく、再び巡り来る季節を楽しみに待とうではないか!また来年、日本海河川を輝かせてくれる鮎との再会を楽しみに!