桜の咲くころに期待されるマダイの乗っ込み期には、マダイが積極的に口を使い、終日コンスタントに釣れるようになる。だが実は、この1~2月の時期はそのために非常に重要になってくる。繊細なマダイからのアプローチにどう対応するのか? ひとつテンヤの先についている一匹のエビをどう美味しそうに誘うのか? しっかりとこの時期に習得しておくことが、乗っ込み期にどれだけ楽しめるかが決まってくるそうだ。前日はキロクラスが多数交じりながら16匹という大釣りもあった。タイミング次第だが期待は出来る。いいタイミングに当てられるか?……技術向上だけでなく運試しという点でも面白い釣りとなった。