今シーズンの金洲五目について、大澤洋輔船長に訊いた。「昔に比べて魚が増えたみたいで、イサキだったりヒメダイ、ウメイロ、そのへんは沢山釣れるようになったんでね、釣る魚には困らないです。金洲はどこでどんな魚が出るか分からないのが面白みでもありますが、マダイだったりメダイだったりは金洲のどこでも出てますんで、全般的にイイですね」と、模様はすこぶる良好の様子。コツを尋ねると「“青物”でも何でも、置き竿よりはマメに誘う方が魚の食いは良いですね。タナはカウンターだとずれてる人も居るので、糸の目盛りで見て、釣れるタナで釣って欲しいです」とのこと。「早い時期はヒラマサにシマアジにブリと“青物”が良く出たんですけどね、ここ数日見えなくて」と取材時には言っていた船長だが、数日後には3kg越えるカンパチ、ヒラマサ、シマアジを見事に上げている。これからは同じ乗合船でムロアジやイカを餌に泳がせ釣りも楽しめる金洲エリア。ロマンある夏の大場所だ。