さて、サイズは夏より平均的にアップはしていたが、この時点で釣り人から「ドラゴン」と呼ばれる「指5本」、「100cm超え」が出ていない。「秋のタチウオ=サイズも大満足!」の方程式が当てはまらないのか?その答えは沖上がりまで30分に迫った文字通りラストチャンスに出た。左舷胴の間(中央)でゆっくりと静かな誘いを入れていた河野敏行さんに力強い引き込みが訪れる。竿先をビシビシと叩き、そのサイズが大きいことは間違いなさそうだ。上がって来たのは堂々の強面のドラゴン。沖上がり後にサイズを測ると110cm。気持ちよくこの日の釣行を終えることが出来た。 いよいよ秋タチウオ本番!これから気温が下がってくると更に釣れる水深が深くなってくる。同時にサイズも益々大きくなる。誘いを入れている最中にズゴーンと下に引き込む。この強烈さに病みつきになるアングラーも多い。数の方もいい日は30匹を超える。いよいよ“秋タチウオ”本番。嵌ること請け合いだ。