中盤から潮が反転、俄然勢いを増したのがトモ(船尾)側。ポイントと誘いが合うと一人入れ掛かりと言う事があるのもこの釣りの特徴。右舷トモで力強く誘いを入れているベテランの西山忠行さんは、見事な誘いで次々と釣り上げていく。しかも最大800g級とサイズもデカい。“初スミイカ”の山根さんは、どちらの潮の流れの時も両隣のベテランに上手く掛けられてしまうので中盤まで中々厳しい時間だった。しかし、最後にドラマが待っていた。大型を釣り上げて喜んでいたが、沖上がり直前にはもう1杯を追加した。スミイカ恒例の「墨爆弾」も経験して楽しく納竿となった。大型交じりトップ9杯!この日のトップは惜しくもツ抜け(10杯)に届かなかったものの、中盤から怒涛の猛攻の西山さんが9杯。仕掛けを遠くに投げることでより広範囲を攻めたことが好釣果に繋がったそう。そしてアタリが無い時にはスッテを交換するのも良い。スッテに太陽光で蓄光することで、よりアピールを高める事も出来る。この日はコンスタントに500gオーバーが何杯も釣れていてサイズの良さは折り紙付きだ。