天気予報通りに強風が10時過ぎから弱まり、ウネリも次第に治まって11時過ぎにはベタナギになった。不思議なものでシケていた前半にノリノリだったヤリイカがウネリが治まるのに比例するかのように後半は勢いを失い、また単発に戻ってしまった。バタバタッと釣れ、後はサッパリと言う事も間々あるヤリイカ釣りだが、この日は終始釣れ続き、正午の沖上がりまでアタリが途絶える事はなかった。5人が50杯超える好調ぶり!前半の入れ掛かり状態にウネリによって失ったイカの数が痛い。しかし、そのような状況でもトップの中島明夫さんは58杯。そして10人中5人が50杯オーバーを記録した。ほんの一握りの“腕利き”だけが数を伸ばすのではなく、皆が平均的に数を釣り上げられるというのが今の白浜沖の特徴だ。一足早い春を迎えた白浜沖のヤリイカ、これから産卵を迎えるGW明けまで楽しむことが出来る。まだまだサイズアップするヤリイカ。今後が楽しみだ。