朝の内チャプチャプしていた海も段々と凪いで来た。しかし、これに反するように船酔い者が数を増す。続々と船室に入ってしまい、外で竿を出す人数は3人に。ヒラメと言う魚、誰かが1匹掛けると触発されて他の魚も餌を食うことが多い。しかし現時点で下に泳いでいるイワシは3匹。周りの船では景気よく釣れている話も入ってきているので間違いなく下にヒラメはいるのだが、中々厳しい状況が続く。船長も1人でも多く竿を出してほしい気持ちがあるのだが、船酔いでは仕方ない。10月1日に完全“解禁”。ロングランで楽しもう魚影は濃い。頑張って船酔いにもめげずに竿を出し続けた人にはアタリが来る。野村和裕さんには2連発でヒラメが来た。最初のアタリこそ疑心暗鬼だったが、2匹目はアタリを確信して獲った。結局、最後まで竿を出し続けた人は全員“本命”の顔を見る事が出来た。これから迎える10月1日の完全“解禁”。船長の話では、ポイントはまだまだあるそうだ。大原沖のヒラメ釣りシーズンがいよいよ開幕した。