私はシングルカンナをセット。大久保さんもダブルを一旦試したものの再びシングルに変更したのを見ていたので安心出来た。7本ツノに中オモリ10号と言うセットで投入。水深は約90m。少し斜めにラインが向きサミングしながら着底させる。一旦底を切って3m上げ、ソフトに再度着底。中オモリを使い2m仕掛け上部を一瞬沈めてゆっくり仕掛けを張って行くと“クンクン”と竿先にアタリ。巻き合わせしながら電動で巻き上げる。「乗った!」。慎重に巻き上げる。シングルカンナなので慎重に船の揺れにも合わせて竿をコントロール。無事ヤリイカを上げる事が出来た。再投入して同じパターンでヒット。ほぼ底付近にツノが這う様な感じにすると乗ってきて、2杯目を上げる。その後、バラシもあり「やっぱり渋いのかな」と思っていた後半戦。しかもラスト1時間でその時が来た。誘い上げてソフトに落とす基本的な操作でヒット。しかも誘いに反応するようになったのだ。「何が起こるかわかりませんね」と、皆さんダブル、トリプルで上げて来る。隣にいた佐々木さんも5点掛け、渡辺さんは6点掛け、大久保さんも3点、4点と多点掛けラッシュ。しかも型が良過ぎる。こうなると皆さん手返しが早く流石。ペースが上がった所で残念ながら時間切れとなってしまった。取材日の前日までの1週間で56~96杯というトップの釣果が続いていて、取材の後も50、60杯の釣果が続いている。船長は、「今年はヤリイカ多いです。まだまだ楽しめそうですよ」との事。是非外川銚子沖の大型ヤリイカに癒されてみては如何だろう。