水深100mの釣り場を何カ所か廻り、上げ潮の見込まれる水深80m前後のエリアへと大きくサイドチェンジした船長。この読みは見事的中、各釣り座でアマダイが竿を曲げ、良型もあちらこちらで取り込まれた。かくして船中ボウズ(釣果0)なし、竿頭はアマダイ5匹を釣った梶原さん(横浜市)。今期は9月から20回以上アマダイ釣りに出ているという常連さんだ。釣果情報には「アマダイ1~5匹」と書かれたこの日、数字だけ見ると難しい釣り物に見えるかも知れないが、皆さんアマダイ以外にも様々な魚を釣っているのでクーラーの中身はたいへん賑やか。大満足の帰港となった。海水温が下がって安定するこれからがアマダイの大物シーズン。防寒着をしっかり着込んで、見目も食味も麗しい“冬の女王”の魅力を是非お楽しみ頂きたい。