台風後の底荒れとウネリに翻弄された取材日。竿頭は船中1杯目を獲った橋本さんの8杯。「ここらへんに居るヤツも、8月に始まった頃は小さいのが多かったけど、一潮(約半月)毎に大きくなって行くから、これからが楽しめる釣り物だと思います」と船長も太鼓判。大型化した居着きのマダコの次は“渡り”と呼ばれる更に大きなマダコの南下と、年明けまでまだまだ長く楽しめる常盤エリアのエギダコ釣り。根掛かりはほぼ無く、ビギナーにも釣り易い。ゴマ油と塩で食べても、ハーブソルトとオリーブオイルで食べても、タコ飯や唐揚げにしても風味が活きている常磐エリアのマダコ。シンプルにタコブツで食べても、その香ばしさや深い味覚に驚かされる筈だ。防寒着ナシで浅場の釣りが楽しめるのは今のうちなので、この機会に是非チャレンジ頂きたい。