風と波の影響もあり、潮が速い時にはオマツリ防止で1投限定の流しになるが、それでも各自多点掛けでスルメイカを上げて釣果アップ。ヤリイカも前半戦よりは少なくなったが、スルメイカに交じってヒットしている。スルメイカの反応が上回っている様子で、ヤリイカがいない感じでは無いのが面白い所。活性、釣り方等がスルメイカに合わせた感じなので致し方ないが、前半ヤリイカをゲットした初挑戦のブランコ仕掛けの2人にはヤリイカが多めに掛かっていた。仕掛けを絡ませ悩ませるサバも思いのほか少なく、ビギナーには楽しいイカ釣りになる。水深は深い所で220m。常連さんは16本ヅノ・パーフェクトを披露。水柱を上げながら次々に上がるスルメイカは見ていて圧巻。潮回り毎にイカ釣り船の“お約束”の“船上干し”が増えて行く。捌き方も常連さんに聞くと親切に教えてくれるので、テクニック等も含めて教わると良いだろう。活性は上がりっぱなしだったが、良いとは言えない海況でトップが2人で74杯。午後1時に納竿。一時期は「イカ釣り」と言うとビギナーには敷居が高いイメージが有ったが、現在は船宿も、常連さんも気軽に教えてくれるので、価格高騰のイカをビギナーでも贅沢に食べれるチャンス。『栃木丸』では不定期ながら初心者教室も行っているので是非チャレンジしてみては如何だろう。今期絶好調のヤリイカ&スルメイカ!お勧めです。