釣りビジョン マガジン

2022年03月22日公開

静岡県・石廊崎沖の“泳がせ釣りのハタ”、カサゴ交じりで絶好調!!

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「大物を釣らせる」と評判の静岡県・南伊豆手石港『敬昇丸』、今年はコロナ禍に加え、風による時化が多く中々船が出られなかった。
待ちに待った3月13日、「大型のハタを狙うイワシ餌の泳がせ釣り」に出船すると聞き、早速出掛けた。

南伊豆の「泳がせ釣りのハタ」は重量感あふれる高級魚“五目”!

「泳がせ釣りのハタ」で狙うのは、マハタやホウキハタなどのハタの仲間。共に大きいと5、6kg級から、時には7、8kg級、更に10kg前後の超大物も釣れる。アオハタやイヤゴハタ、型の良いヒラメやカンコ(ウッカリカサゴ)、アヤメカサゴ、“青物”ではカンパチなども来る。1匹が結構大きいので重量感ある多彩な高級魚“五目”になる。
集合時刻は午前6時(季節で変動、要問い合わせ)、場所は手石港『敬昇丸』前(伊豆漁協南伊豆支所の裏手)。肥田能研(ひだ・たかあき)船長が軽トラでやって来て、餌の活イワシを積み込み、受け付け、準備が出来次第出船となる。

南伊豆手石港に停泊中の「敬昇丸」
南伊豆手石港に停泊中の「敬昇丸」
船名横のモロコのイラストが可愛い
船名横のモロコのイラストが可愛い
壁に『敬昇丸』と書かれた場所に駐車する
壁に『敬昇丸』と書かれた場所に駐車する
船長が到着し餌のイワシを積み込む
船長が到着し餌のイワシを積み込む
大きな手提げ袋1杯の氷が支給される
大きな手提げ袋1杯の氷が支給される
船のバッテリー
船のバッテリー

濁り潮に水中ライトが有効!今年のイワシは最適サイズ!

仕掛け図の号数から大きく外れなければ、それぞれで釣れる工夫をしてOK。孫バリ付きの仕掛けに変えたり、水中ライトを付けたり、更にアルミテープをオモリに貼って目立たせたり、この日も仕掛けは釣り人によって少しずつ違って面白い。船長も釣り場に着くと「空に靄が掛かった感じで、潮も濁り気味だし、こんな日は底が暗いので水中ライトもお勧めです」と言っていた。それと、餌の活イワシについて「今年のイワシはサイズが丁度良いです。安定して入荷しているので今後も大丈夫ですよ」と太鼓判。さあ、後は釣るだけだ!

仕掛け図
仕掛け図
竿とリール、探見丸も使用できる
竿とリール、探見丸も使用できる
工夫された自作仕掛け
工夫された自作仕掛け
水中ライトやオモリにアルミテープを貼るのもOK
水中ライトやオモリにアルミテープを貼るのもOK
餌のイワシは丁度良いサイズだった
餌のイワシは丁度良いサイズだった
生け簀のイワシは1、2匹ずつバケツ移して使用
生け簀のイワシは1、2匹ずつバケツ移して使用
 

開始20分で“本命”マハタが海面を割った!

出船は6時30分頃、「敬昇丸」は石廊崎沖を目指した。30分程で釣り場に着き、「水深79m!だんだん浅くなります。二枚潮なので横流しで狙います。タナは底から3〜5m」との船長アナウンスでスタート。
「根がガタガタして良い場所に入ってます。水深70m。まめに底を取り直して、誘い上げるように持ち上げて、食うタナを見つけてください」と船長。「水深68m。底から10m位上げて餌を見せてから落とし直すのも有効です」。開始から型の良いカンコ(ウッカリカサゴ)やアヤメカサゴが活発ですぐに顔を見せてくれた。更に20分後、左舷大ドモ(船尾)の南伊豆町の平沢さんに強烈なアタリ!竿が大きく叩かれる絞り込み。ついに3kg前後の“本命”マハタが海面を割って姿を現した!

カンコ(ウッカリカサゴ)
カンコ(ウッカリカサゴ)
いきなり“本命”マハタ!帰港後計量2.9kg
いきなり“本命”マハタ!帰港後計量2.9kg
アヤメカサゴ
アヤメカサゴ
1kgオーバーのカンコ!
1kgオーバーのカンコ!
「何か来たぞーっ!」
「何か来たぞーっ!」
型の良いオニカサゴだった!
型の良いオニカサゴだった!

最後の最後に来た!念願のホウキハタ!

しかし、活性は徐々に落ち着いてしまい、中盤には潮の流れがなくなってあれ程頻繁だったカサゴの仲間のアタリも遠退いた。
そうなると「何でもいいからアタリがほしい!」と考えるのが釣り人の性。そして、終盤再びカサゴの仲間の活性が高まり竿を絞り込んだ。特にカンコは1kgオーバー続出でハタと間違えるほどの良いアタリ。この状況は望み通りなのに、今度は「カンコじゃなくてハタがほしい!」。釣り人の心理ってホントにわかりやすくて面白い。
そして、最後に右舷大ドモの御殿場市の池谷さんが見事ホウキハタ(1kg前後)を釣り上げた。

終盤、再びカンコが元気に!
終盤、再びカンコが元気に!
連続ヒット!カンコの次はアヤメカサゴ
連続ヒット!カンコの次はアヤメカサゴ
ゲストと呼ぶには嬉し過ぎる良型ヒラメ!
ゲストと呼ぶには嬉し過ぎる良型ヒラメ!
引きは良かったがキツネダイだった
引きは良かったがキツネダイだった
私にも1kgオーバーのカンコが来た!
私にも1kgオーバーのカンコが来た!
最後にホウキハタも顔を見せてくれた!
最後にホウキハタも顔を見せてくれた!

【動画】敬昇丸・静岡県南伊豆手石港・泳がせハタ

条件揃えば大きさも数もグンッとアップ!

13時頃沖上がり、帰港は13時30分頃だった。結果、マハタとホウキハタ、ヒラメが船中1匹ずつ、カンコ(ウッカリカサゴ)とアヤメカサゴは“大漁”だった。釣れる魚は高級魚ばかりで、しかも、型が良くクーラーは重量感にあふれている。
船長は、「今日は潮が濁って食い渋りましたが、“泳がせ釣りハタ”は晴れて潮が澄んだ日の方が餌がよく見えて食いが良いです。条件の良い日にまた遊びに来てください。大きさも数もグンッとアップしますよ。毎年5月のGW明けくらいまでは狙いますが、今年は餌の質が良いし良く捕れているので、更に長く出来ると思います」。
『敬昇丸』は、今後もこの“泳がせ釣りハタ”や超大物のモロコ釣りなどにも出船。ロマンあふれる魅力的な釣り、レンタルタックルもあるので、是非チャレンジして頂きたい。

マハタ!ヒラメ!どちらも良型だった!
マハタ!ヒラメ!どちらも良型だった!
ホウキハタ!カンコ
ホウキハタ!カンコ
カンコとアヤメカサゴ
カンコとアヤメカサゴ
マハタにヒラメなどの高級魚五目だ!
マハタにヒラメなどの高級魚五目だ!
どの魚も型が良い!重量感ある釣果!
どの魚も型が良い!重量感ある釣果!
肥田能研船長と女将の朋子さん
肥田能研船長と女将の朋子さん

今回利用した釣り船

静岡県南伊豆手石港 『敬昇丸』
〒415-0154 静岡県賀茂郡南伊豆町下流1392-1
TEL:090-7026-1991
定休日:無し 釣果・施設情報 敬昇丸ホームページ

出船データ

出船データ
イワシ泳がせハタ予約乗合
料金=1万5,000円(餌、氷付き)
集合=6時 ※時期によって変動
出船=準備出来次第
沖上がり=13時頃
レンタル=貸し竿(2,000円)
※予約は前日20時まで。詳細は問い合わせ
     
※料金等は取材当時のものとなります。料金の変更等がなされている場合がございますので、詳細につきましては各施設等にお問い合わせください。​

この記事を書いたライター

岩見 忠弘
釣りビジョンAPC
0mの海面から水深1,000mの超深海までのレンジで、数cmのハゼやキスから、イカ・タコの軟体動物、数十kgのキハダやベニアコウまでの様々な魚を狙うフィッシング・ライター。
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