結局、アタリは納竿の午後1時半まで続き、後半ハイペースで数を伸ばした高木さんが146匹で竿頭。スソでも82匹と皆さん大満足の釣果となった。 「状況にもよるけど、11月中旬頃まではこのポイントで続けてみて、水温の低下と共に京浜運河の水深6~8mを狙い、その後は“一日船”として沖に出して根岸湾・富岡、長浦湾の水深10m前後を年内一杯狙うというのが毎年のパターンかな。沖に出ちゃうと水深も深いし、風の強い日は影響も受けるから“ハネ込み釣り”だと厳しくなるけど、それでも好きな人はいるよね。今年の湧き具合だと今後も期待できると思うよ」と船長。ポイントが運河や湾内なので、風波の影響も殆どなく船酔いの心配もまずない。アタリも頻繁にあるのでファミリーやビギナーにも楽しめ、それでいてベテランをも唸らせる奥の深い釣り物ハゼ。粋な“江戸前の釣り”、ブラリと出掛けてみませんか。